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アルファ ジム~現状維持と安定 劣化の炎~

2015年11月06日

今回は身体だけではなく日常生活にもいえることを綴ろうかと思います。
タイトルの通り「現状維持、安定」についてです。
身体に関しても仕事・生活に関しても現状維持・安定を求める人はとても多いです。できることなら現状よりも向上したい。
少なくとも現状より悪くなることを望む人はいないでしょう。

「何もしないこと=現状維持できている」 ではなく 「何もしないこと=時間と共にじわじわと劣化」 なのです。
ただ、向上も劣化も目に見えて変化はしないので実感が湧きづらいかもしれませんが。

向上するにはエネルギーが必要なことは誰しもわかっているでしょう。しかし現状維持にもかなりのエネルギーを費やすということも知らなければなりません。
筋トレ屋の私が最近気になることは、高額ジムで減量して卒業後元以上になってしまったという相談を受けることです。もちろん減量の仕方にも問題がありますが、それと同じくらい問題なのは、その身体を維持する仕方を知らず、そして「一度減量したら何もしなくても一生ものの体」だと思い込んで維持することにエネルギーを向けないことです。
身体はその人の生活を表しています。ですから維持する、さらに向上を望むならそれなりの生活習慣を身につけなければなりません。

仕事に関しても同じでしょう。大学を卒業、もしくは資格を取って就職したとしましょう。それで生活が安定・現状維持安定できると思っては時間とともに劣化していきます。
年功序列の機運も薄れ成績順、貢献度順に評価されています。ですから「安定」している企業に就職しても本人が「安定した企業に就職することが生活の安定・現状維持」と思って胡坐をかいていては劣化していきます。
経営する側からすると、何もしなくてもモノがバンバン売れる時代ではないので、何もエネルギーを発揮せず貢献しない在籍年数だけ稼いでいる人間にはそれなりの対価しか払われず、中には「断捨離」される人も出てくる。
そうでなければ若くして優秀な人間は能力を評価してもらえる企業にいってしまい、会社には何もしない在籍年数だけで飯を食っている人だけが残って会社が衰退していってしまう。だから時間だけが過ぎ、何もしないのは「安定」した企業で、いつ断捨離されるかわからない「不安定」な生活を送り「劣化」していくのです。
ですから「現状維持・安定」するには最低でも大学に入ったころ、資格を取るためにしたときと同じくらいエネルギーを費やしてしてやっと「現状維持・安定」となりますが、実際には下から下から毎年新しい人が現れ、競争させられるのでさらに積み重ねてやっと「現状維持・安定」となる。

何もこの法則は人だけではありません。
「水」は「液体」であり続けるために冷やし続けなければなりません、何もせずにいるとじわじわと蒸発していって最後にはすべて気体となって、もう目には見えなくなってしまう。だから「水」が「液体」として存在するにはそれなりのエネルギーが必要となりますし、さらに「氷」として「固体」になるためにはさらに0度以下で冷やしていかないとならない。

以上のことより劣化すること以外すべてそれなりのエネルギーが必要なのです。時計は止まることも、左に回りだすこともなく、刻一刻右にまわりつづけています。時間の経過だけは人、モノすべて平等です。ですからエネルギーを費やしていない「現状維持・安定」は錯覚であり、劣化です。
万に一つそのようなことがあればかなり不自然な力が働いており持続はしないでしょう。
0度以下で冷やしていない「氷」が何も形を変えず、ずっと「氷」でいることは不自然ですよね。

そして、どうせエネルギーを発揮しなければならないのであれば「水」で居続けるより「氷」を目指すのも悪くはないと思います。
間違っても、「いつの間にか蒸発していた」なんてことがありませんように。