お知らせ

私たちは恒温動物~冬の寒さを味方に~

2015年12月04日

こんにちは。鹿児島 アルファジム トレーナーの愛甲です。

最近冬らしさが顔をのぞかせるようになったのでこれをテーマに。

皆さんどうだろうか?夏は痩せやすく、冬は太りやすいというイメージをお持ちではないだろうか?

実はこれは正解ではあるが、間違いでもある。

暑くて汗をかくから痩せやすく、寒くて汗をかかないから太るというものではなく、このような認識でいると本当に、この冬体重増加してしまう。

まずは、なぜ季節でこのような傾向があるか?それは人間は「恒温動物」だから。周りの環境に関わらず、体温をほぼ一定に保つようなシステムが組み込まれている。周りの気温に合わせて体温が上下するならそれは「変温動物」で、爬虫類などです。だから人間はみな「恒温動物」で、仮に「私は周りの気温に体温が依存している」というならそれは哺乳類から爬虫類に退化しているサイン。私はお目にかかったことはないですが。

そして体にあるエネルギー(脂肪、糖)を使って熱を作り出し、体温をたもっている。

夏は周りの気温が高いため、体で熱を産生することにあまりエネルギーを使わない。だから体がエネルギーを必要とせず食欲が落ちる傾向にある。そして食欲が落ちると勿論体重は落ちるので「夏は痩せやすい」のです。

しかしここには落とし穴がある。”夏はエネルギーをあまり必要としない=基礎代謝が低くなる”ということ。

ということはここで暴飲暴食をすれば基礎代謝の低い時期になるので、体重の増加を招きやすい。だから理論上体重の増加を図りたかったら夏に、意図的に食事量を増やしていけば冬より成功しやすい。

しかしこの逆をすると非常に危険。食欲が落ちて食べていない状態だけでもあまり好ましくないが、そのうえ激しい運動を行うと体重は減少するでしょうが、同時に体調を崩す可能性が非常に高く、何のためにダイエットをするのかわからなくなる。

プロ野球をみてみればわかりやすい。シーズン終了時にいい成績を残している選手は必ず夏に絶好調。キャンプ時に作った体を維持し、元気。

しかしイマイチの選手は必ず夏に成績を落としており、キャンプ時に作った体は見る影もなく痩せてしまっている。おそらく食欲が落ちて食べていない状態で日々過ごして弱っていったのでしょう。

だから夏の食欲が落ちる現象を利用して安易に自己流でダイエットをすることは健康を損ないかねない。

冬はこの逆です。周りの気温が低くなるため、体温が低くならないように体にあるエネルギーを使って熱を産生して、体温を維持しようと体が夏モードから冬モードにシフトチェンジする。いいかえればエネルギーをたくさん使う”基礎代謝の高い”状態になる。

だから冬は”熱産生にエネルギーを使うため、基礎代謝が高く痩せるのに絶好の季節”なのです。

しかしこれも夏と逆で、エネルギーを欲して知らず知らずのうちにカロリー摂取をしてしまう。

これを知ってカロリー摂取に気を付ければダイエットは成功しやすいですし、逆にこれを利用して運動をして、カロリー摂取を積極的に行えば筋肉は育つ。筋肉はカロリー収支プラスのときが一番発達しやすいから。

だから冬は実はボディメイクには絶好の季節なのです。

そしてこの冬に培ったカラダが、薄着になる夏に輝きを増す。この時期こそ来年の夏の命運を握っているのです。