
こんにちは!
鹿児島のパーソナルジム アルファジム パーソナルトレーナーの向高です。
今回は、「筋肉が脂肪に変わるのことはあるのか?」について。
結論から言うと、筋肉が脂肪に変わることはある!
よくある話を上げると
トレーニングをしていた人がトレーニングをやめて太った時に
「筋肉が脂肪に変わった」と言ったら
ほとんどのトレーナーが
「筋肉が脂肪に変わることはない」「筋肉が落ちて脂肪が増えただけ」
と言う。
しかし、最近の研究で、筋肉が脂肪に変わることが実際に起こることがわかった。
簡単に説明すると、
幹細胞という何にでもなれる細胞が存在するのだが、その幹細胞が筋肉細胞にも存在し、その筋肉細胞内にある幹細胞が脂肪細胞に変わることがあるという研究が最近発表された。
研究者も「筋肉の脂肪化」という言葉を用いて表現している。
このように、筋肉が脂肪に変わることは起こりうる。
とはいえ、先ほど例に挙げたトレーニングをやめて筋肉が脂肪に変わって太ったというのは、「筋肉が脂肪に変わった」ではなく「筋肉が落ちて脂肪が増えた」に該当するだろう。
研究により「筋肉が脂肪に変わる」ことが明らかになったからといって
トレーニングをやめて筋肉が落ちて脂肪が増えた場合に
「筋肉が脂肪に変わった」とは言い難い。
なぜなら、筋肉が脂肪に変わるといっても、それは、筋肉細胞内にある幹細胞が脂肪細胞に変わった場合であり、筋肉が落ちて増えた脂肪のごく一部に過ぎないと私は推測するからだ。
よって「筋肉が落ちて脂肪が増えた」と言ったほうが妥当だろう。
このような状況で「筋肉が脂肪に変わった」と言うには、もっと多くの研究・論文が必要になってくる。
ただ、研究で「筋肉が脂肪に変わる」ことが明らかになったため
「筋肉が脂肪に変わることはない」というのは間違いになる。
そのような言い回しには、気を付けなければならない。
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