
こんにちは。
鹿児島のパーソナルジム アルファジム
パーソナルトレーナー 愛甲太樹です。
本日は、筋トレと体の柔軟性について。
最近よく聞かれることが、「筋トレすると体が硬くなるのか?」ということ。
これについて解説する。
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これはあまり知られていないが、中には経験則的に感じている方もいるだろう。
実は、体の柔軟性特に関節に関しては、ホルモンが関与する。
どんなホルモンかというと、男女の性ホルモンだ。
男性ホルモンであるアンドロゲンより、女性ホルモンであるエストロゲンの方が関節の柔軟性は大きい。
わかりやすいのが、肘関節だ。
大方、男性より女性の方が過伸展する。もちろんこれは骨格による違いもあるが。
しかしこれは、体の柔軟性の決める一つの要因であって全てではない。
柔軟性は、筋肉はもちろん、関節特に靭帯、腱の柔軟性で決まる。
さらに、脊柱(背骨)は椎間板の水分量も要因となる。
椎間板の水分量は、年齢が大きな要因となる。
お分かりだろうが、年齢を重ねれば、重ねるほど水分量が減り柔軟性は失われる。
ちなみに、何歳くらいから椎間板の水分量が失われ始めるのかご存じだろうか?
15歳からだ。
ということは、15歳から脊柱の柔軟性は既に失われ始めている。
もちろん筋トレ云々ではなく年齢が決定打だ。
そのほかの筋肉はどうだろうか?
これは、生まれつきの硬さに加え、年齢、またストレッチ・関節運動の有無が要因となる。
生まれつきは変えようがない。年齢もだが。
ただし、ストレッチに関しては、すれば筋肉の柔軟性は増す、しなければ元々自分の持ち合わせている柔軟性に戻る。
そして、筋肉は使わなければ柔軟性は失われる。
わかりやすい例でいえば、骨折でシーネ固定した後、筋肉自体のサイズは委縮すると同時に、柔軟性も失われている。
だから、筋肉を動かさないことは、かえって柔軟性が失われる結果となる。
ということは、筋トレと筋肉の柔軟性は関係ないどころか、運動しないことはかえって筋肉の柔軟性を失う要因になる。
ただし…
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何度も言うが、筋肉が柔軟性の全てを決めているわけではない。
靭帯・腱の柔軟性を決めるホルモン、年齢、運動の有無、生まれつきなどだ。
これらの要因の組み合わせで柔軟性が決まる。
そして、前述のとおり筋トレのように使わないとかえって筋肉の柔軟性は失われる。(筋トレで柔軟性が増すわけではない。失われないだけだ。)
だから、柔軟性がほしいときは、ストレッチが一番。
筋トレで体が硬くなるというのは、間違っているというのが事実だ
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鹿児島のジム
ALPHAGYM パーソナルトレーナー
愛甲太樹
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