
こんにちは。
鹿児島のパーソナルジム アルファジム
パーソナルトレーナー 愛甲太樹です。
本日は、筋トレは“できない”が正解ということについて。
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筋トレをすると、なぜ体が変わるのだろうか?
筋トレは体に意図して過負荷を加え、次に同じような過負荷が体に加えられた時に、耐えられるように体を強くするという防衛本能を利用した行為だ。
この時に注意することがある。
それは、過負荷と言っても負荷が体のキャパシティを大きく過ぎると怪我をする。
この時に重要なことは、ギリギリ体のキャパシティを超えた負荷を与えることだ。
間違っても、簡単にできる、いつもできていることを行っても現在の体で処理できるので防衛本能は働かない。
特に、筋肉に関しては、体にとって諸刃の剣だからだ。
体にとって筋肉量を増やすことはリスクだということをご存じだろうか?
筋肉の働きは、大きく3つある。以下の通り。
1、体の動力・姿勢維持 2、体温を生産 3、各器官の保護
これだけ聞けば、体にとって筋肉はあればあるほど良いように思えるが2、体温の生産に落とし穴がある。
体温、熱を産生するときには、必ずエネルギーを必要とする。
この時のエネルギーとは、食物から摂取した糖や脂肪だ。
現代はいつでも食物が手に入る時代だが、これは人類の歴史からするとほんの最近の出来事。
これまでは飢餓との戦いの歴史が長い。
となると、筋肉量があればあるほど、食物から摂取したエネルギーを筋肉が消費してしまう。
これにより飢餓に陥らないために、必要以上の筋肉を体に備え付けないよう、こちらも防衛反応が働く。
だから筋肉をつけるには、体にそれなりの“理由づけ”をしなければならない。
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上記のとおり、体から必要以上の筋肉はそぎ落とされるようになる防衛本能もある。
これに打ち勝つには、“それでも体には筋肉が必要だ”と思い込ませること。
それが、ギリできない筋トレだ。
前述のように、体のキャパシティを超えすぎた、できなさすぎることをすると怪我をする。
この【ギリ】というのが重要。
ギリできない負荷体が感じると、次のギリできない負荷に備えて筋肉を必要とする。
こうなると、筋肉量を増やすリスクを上回り体に筋肉を備え付けられる。
しかし、ギリできてしまう筋トレは、現在の筋肉量でギリ耐えられるということなので、それ以上増やす必要はない。
だから筋トレにおいて、ギリできないことは正解となる。
10回すると決めて、どうあがいても8回もしくは9回しかできないのは正解だ。今より筋肉量を増さないとできるようにならないから、筋肉量は増える。
10回すると決めて、何とか10回できた。今の体で、できるのであれば筋肉はこれ以上必要はない。
筋トレにおいて、【できない】ことは悔しいこともあるだろう。
しかし、筋肉を欲するのであれば、あえて【できない】ことに挑戦しよう。
できないことは悔しいだろうが、それは筋肉が備え付けられる前兆だ。
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鹿児島のジム
ALPHAGYM パーソナルトレーナー
愛甲太樹
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